2012年3月15日木曜日

通関部に配属されてからのこと

前回通関士の確認について記載しましたが、多くの通関士が確認の前に、既に通関部で働く事になると思います。

そこで今回は通関部に配属されてから最初にやる仕事について書いていきたいと思います。

通関の日常業務はかなり大雑把に書くと、

1.申告書類作成
2.NACCSへの入力
3.申告控と実際の書類(INVOICE/PACKING LIST、他資料など)をチェック
4.申告
5.審査区分によって区分2(書類審査)、区分3(貨物検査)の場合は、税関へ書類を提出する。
6.許可

という流れになります。

初心者の場合まず任されるのは、このうち2と5にあたる、NACCSへの入力と税関への審査書類の持ち込み業務だと思います。
通関の仕事は限られた時間内にどれだけ早く且つ正確に申告し、許可を得る事にあるので、単純作業ではありますが、この二つの仕事は毎日の業務でも非常に重要なものです。
特にこれから通関士を目指そうという方は、ブラインドタッチができるよう事前に練習しておいた方が良いと思います。
もちろんブラインドタッチができるという事は、面接の際でも聞かれるので早く正確に入力できる方は、特別な知識がなくても即戦力の人材とみなされます。

2週間程度タイピングソフトで練習すれば形ぐらいにはなります。後はNACCSへの入力をし続ければだんだん早くなるので、苦手な方は練習して本番に備えましょう。





0 件のコメント:

コメントを投稿

UA-29781445-1